作曲という排泄と退行。

世にバンドには色々なスタイルがあれど、僕がやっているバンドは曲を仕上げるスタイルが割合変わっているのかもしれないのでそのスタイルを書いていこう。(というか、世の中の殆どの行為は正常に見えるようでいて、他人から見ると割と可笑しなものだったり、狂気じみていると思うことが多いので。)

今僕がやっているSister Leyというバンドでは、メインの作曲担当を引き受けている。で、僕のバンドはベース、ギター、ドラムそれだけなのですが、先ずはデモテープをつくります。

これは、忖度なしで思う存分楽器を入れたいだけオーバーダブしていきます。平均はギター4本以上、で気が向いたら鍵盤楽器も入れていきます。この時点で様子がおかしいし、それ宅録だといいけどライブどうすんの??みたいなことが往々にしておきます…なのですが、自分の作った曲のエッセンスをギター一本でコード、単音、ダブルストップエフェクターを駆使して表現します。作曲は、マキシマムを作ってそこからエッセンスをコーヒーのようにドリップしていくと、エスプレッソのように濃縮されたギターアレンジになっていってライブでもいいじゃんとなるまでアレンジを変える…しかも、結構アドリブで弾く方なので結構その時次第で、ギターのアレンジも変わるというスタイルなのです。

これのいいところは、一度作り上げたものを批評的にスクラップ&ビルドしているので客観性と批評性がある気がする。(それは、単なる心持ちなのかもしれない)あとは、音が薄くなる厚くなるを能動的にコントロールしているので小さなオーケストラ的にダイナミックレンジに耳がいく。などでしょうか。

今日は、そんな真面目な音楽のお話でした。

それではまた。

新宿シャボン玉ホリデイ

学生の頃、ひょんなキッカケから色々なお化粧系バンドのサポートギターやらセッション(この界隈でのセッションとは、なぜかメンバーシャッフルによるコピーバンドのことをいう、僕は普通のロックとかブルースとかもやっていたので最初から最後まで滅茶苦茶にアドリブで弾き倒していたけど、それは極少数派。)をしていたので歌舞伎町にライブで行くことが多かった。

そんなこんなで新宿には、結構縁があったりして割と好き、てか東京の中でも一番好きな街かも知れない。好きなフレンチやら老舗の洋食店なども多いので、思い立って外食をする時は新宿が多い。朝方まで手の込んだイタリアンが食べれる街はなかなかないし、朝方、悪そうな男と悪そうな女しかいない寿司屋とかもサグくてとても好き。新宿の東口改札でて30秒のBERGという駅構内の全席喫煙のコーヒー屋さんでケチャップつけないホットドッグとコーヒーを飲んで是非殺伐としながらもストレンジャーに優しい感じを味わって欲しい。放任で放埓で、そして優しい。

今は、三軒茶屋に住んでいるのだけれど、三軒茶屋は新宿や中央線界隈に比べるとヒリヒリとした無関心さとかが遠くなってしまった気がして、最近このままではダメになってしまうかもしれぬ、などとたまに思ったりする。快適で綺麗だけど、あまりにヤッピーすぎてロハス過ぎるのかも知れない。

確かに、ぬるま湯のような鴨のコンフィを池ノ上で食べているようではとてもロックなどできぬということなのかも知れない。

前置きが長くなってしまったのだけれど、昔よく出ていた歌舞伎町のど真ん中ホストクラブビルの地下一階にあるライブハウスHOLIDAY新宿ってまだあるのかな?とふと思い立って調べてみたら、滅茶苦茶変わってないうえに、やってることも全然変わってないじゃんという気づき。タイムスケジュールも見てみると懐かしすぎるぞ、この十数バンドでる謎の無料イベント。

そして、こちらがホリデイの写真、

http://www.vkeiguide.com/venue-cd-navi/venue-holiday-shinjuku

パット見、ホストさんの写真が主張し過ぎてて、ライブハウスに見えない所が良いw

廊下でチェキを撮ったり、騒ぎ過ぎちゃってホストのお兄さんに切れられたりしたなぁ。

そんなバックインデイズと新宿エトセトラをチェキが出てきて思い出しました。

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あの頃一緒にやっていたメンバーはまだ、音楽やってるのかなぁ、生きてると良いけど…。

そんな僕は今だにバンドでギターを弾いているよ、あの頃よりは巧く。それでは、また。

 

今だから振り返りたい沢田研二の太陽を盗んだ男

最近、ジュリーのニュースを見て思うところがあったのでかるくブログなどを。まあ、絵面がヤバみがあったよね…今の沢田研二は、カーネルサンダースみたいになっているのか!という笑、昭和歌謡が結構好きなのでジュリーも勿論抑えている(寧ろ、ニューミュージック化する前のプレモダンなこの辺のギラギラした歌謡曲グラムロックみたいで好きなのです)そんな僕の好きな沢田研二の曲はベタだけど、TOKIOなのです。後は、ジュリーが自宅で原爆を作ってローリングストーンズを日本に呼ぼうとする映画の太陽を盗んだ男(太陽は、原爆のメタファー)とかが好きだったりします。なので、今日はそのお話。ちなみに、全盛期のジュリーはめっちゃカッコ良いし、今のジュリーも痩せたらまあまあ行けるんで痩せて欲しいのです。

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これが、その映画のパッケージなんですが、どうでしょう?もうこの時点でヤバいっしょ?

ジャンル的には、まあこれアイドル映画にはなるんですが勢いとノリ的には狂い咲きサンダーロードとかのカルト映画な感じで面白いので。

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(アイドル偶像が、狂信によってカルトになるのは、言葉遊びに過ぎないのだけどいい感じ)

是非、金曜ロードショーでやってほしい映画筆頭なのですが、ラストシーンで、時限装置の秒針の音とともに新宿の歩行者天国で最後にどかーんと主人公の制作した原爆のきのこ雲があがっちゃうので無理そうだ…。当時は、この表現okだったのかな、やっぱ昭和は表現規制ガバガバで最高…なんか暴力的で。

主人公は、中学校の化学の教師なんですが、プロット自体はガバガバで(が、ゆえにそこがアイドル映画っぽい)特に苦労した描写もないんですが、見てみると割とさくっと積み重ねはなく原爆を作り上げて、核を保有して、日本政府と対峙することになる。という謎のストーリーです。で、特に作った理由もないのでそこに謎が残ります。後は、あんまり政治的な要求とかもとくになくて、

「巨人戦のナイターを最後まで見せろ」
ローリングストーンズを日本に呼べ」

など、割と実現しそうな要求をします。

割と優しい。

あとは、割とノープランで勢いとノリだけしかないのだが、それで最後まで突っ走っていくので是非一聴を。面白いので。

▪️予告

https://m.youtube.com/watch?v=vbI1rPRlARM

これみるとジュリーがドタキャンしてもさもありなん、ましてや原爆作ってるわけじゃないしな平和なのものだーと思えてきます。

それではまた。

 

20181007@下北沢BREATH

先日、下北沢のBREATHというビートルズをモチーフにしたお店でSister Leyのライブをさせて頂きました。ご来場のお客様、ならびに対バンの皆様、ありがとうございます。このお店でのライブは、お初だったのですが。お料理が充実していて素晴らしいお店でした。そして、牛肉のタリアータを頂いたのですがライブハウスのメニューは、正直微妙じゃない?派だったのですが、ミディアムレアで赤肉をほどよく調理してソースのカクテルソースの肉汁とワインがマリアージュしていて、美食家の僕としてもおススメなのです。また、是非ライブさせていただきたいなと思います。(てかまた食べたい)

是非に、これに合わせるアペリティフとしてはカラッとしたサングリアなども置いて欲しいーなどと僭越ながは思います。

後は、一度レオニダの対バンでシンイチズのボーカルのあきじんさんと再会したり、しらべものというドープでドゥミーで何かきになるバンドが出ていたり、実りが多かったのです。

十一月、制作期間でお休みをいただきますが

十二月、まだ詳細発表不可のイベントがあります。詳細解禁をお待ちくださいませ〜。

それでは。

 

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起き抜けの憂鬱と虚無感

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最近、モーニングを休日には優雅にそして、しっかり食べるようにしているのですが、このオークラ系列のスカイラウンジという駅前のカフェがお気に入り。個人的には、優雅で夢想的な音楽を作りたいので、なるべく地に足がつかないように物理的にも上に上がろうという魂胆なのです。逆にダウントゥーアースな感じは出せないと思うし、適任は別にいると思うのです。

今日は、生まれてはじめてニコチンが身体から抜けた状態でライブをしてみるのですが、果たして吉か凶か刮目して、ご確認宜しくお願いします。多分、調子はいい。出番は、八時から。

2018/10/7 (日)
@下北沢BREATH http://breath335.com/
Free as a bird!
2018-10.07(日)
Open 17:30
Start 18:00
Charge ¥2000+1Drink→HP、
当日は「牛 ブラックアンガス種のグリル タリアータ」販売有。

クラムボンはプカプカ吸ったよ 。

興味本位で久々、禁煙らしい禁煙をしてみているのです。が、今朝はタバコ吸いた過ぎて汗びっしょりで目が覚めたので、これは遺憾だしいかんでしょ…と思っていた以上の身体依存にドン引きしながら、デニーズに向かいました。

そこのデニーズで、早朝に糖分と油がマリアージュしている熟成フレンチトーストを食べてからカプチーノを3杯のみ、ジムに行ってシットのベンチプレスとサイクリングマシーンでワイドショーを見ながらチャリを漕いでみたので、何とか山場は超えたような気がして、現在吸いたい気持ちは収まり、賢者タイムな感じはします…。(砂糖と脂肪分とコーヒーもドラッグなので近く規制されると思いますが、僕は一番好きな組み合わせは、フレンチの脂肪分たっぷりなフレンチのメイン、砂糖たっぷりデセール、からのエスプレッソの流れを超える人生の至福は知らないので全て規制されてもイリーガルに続けます。)

そもそも、タバコの匂いも味も好きなので、禁煙中ではありますが昨日も耐えられなくなったときは喫煙所に副流煙を吸いに行ったのですが、やっぱり副流煙とは言えタバコは美味しいですし、匂いもやっぱり好きで、嫌悪感はないのです。タバコ吸っている人を見るのも好きだし、カルチャーとしてタバコの紫煙漂う汚い部屋など、退廃的で文学的な香りすらあり、タバコをスパスパ吸ってる女の子ととか見た目も香水の香りとタバコ混じって素敵だと思います。

そんな僕は、一旦禁煙しても、禁煙ファシストにはならない感じはしますし、寧ろ吸っていたらたまに分けてくれると喜びます…。うん。

 

タバコの歌で好きなのはこの曲

https://m.youtube.com/watch?v=tr-ALJS48WY

愛してる、俺もそうじゃない。

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九月の最終日、そして上半期の終わり。つまりは昨日、台風が来ていたのだけれどその日は、最後のタバコ値上げ前の日でもあった訳なのです。お口の恋人として、ここ十年以上タバコを吸っていた訳なのだけれど、最近気持ち悪くなるのにヤニクラ起こすまで酸欠になるまで敢えて吸ったり、忙しいのにかまけてバカスカイライラする日は、1日二、三箱吸っていたらマジで体調が悪くなってきたので(個人的には、タバコを吸うのは午睡レベルの弛緩して緩慢な自殺だと思って吸っていたのだけれど…)急性症状が出てべつに今日明死にたい訳でもないし、ダルさが欲しい訳ではないし、最近葉っぱの質が落ちて来てスカスカのフレーバーに当たることも多かったので一旦禁煙をしてみることにしてみました。果たして、いつまで続くのだろうか…。ごく個人的に言えばタバコの匂いも味も大好きなので、軽いタバコ風味な香水とかあれば代替案になるやも知れぬと思ったり…。

まあでもとにかく、思い立ったが吉日、ということで、してみるのでみなさん監視のほどをよろしくなのです。一応。

それでは、また(もらいタバコは、ノーカンだと嬉しい…)