おでんの出汁の薄さは、スティーリーダン。

この季節になるとおでんが好きなので、結構な頻度でおでんを食べるのです。これ本筋には全く関係ない余談ですが、僕の中でナンバーワンおでんは、やはりセブンイレブンのおでんですね。昆布のだしのうまみ成分が他のコンビニのものよりも強く、基本に忠実でありながらみんなの想像するキングオブコンビニの面目躍如たる横綱相撲っぷりを発揮してくれていて、スラムダンクで言うゴリ位の安定感を発揮してくれています。

最近は、スパイシーソーセージなるニューカマー具材が来たのですが、湘北における桜木のような絶対あわないでしょう?と思わせておいて滅茶苦茶なバスケットマンならぬおでんまんぶりを発揮してくれていながら、パンチが効いていて最近鬼リピートしています。

閑話休題

ことの発端は、先日の飲み会で何となく頼んだおでんを見て、おでんは味が薄すぎてAORに感じるというトークがあって(もつ煮込みは、ハードコア)というのがあって何気なく、おでんのだしの薄さは、スティーリーダンみを感じるという言葉が無意識に言の葉として出てしまったのですが、これについて何となく思考してみようと思うのです。

おでんの出汁のどこにスティーリーダンみを感じたかというと、まずはこの薄さです。でありながら複雑な具材のミクスチャーが大量にレイヤードされていて出汁のなかに溶け込んで単純ではない奥深さを感じます。しかしながら、主張は強くなくあたかも調性の薄さをスティーリーダンのトニックのサウンドが曖昧な解決が滞留され続けるコード進行を感じさせます。そして、単体でも主役をはれるウインナーやちくわといったスター具材を主張は薄いのではあるが、明確である意味独善的なコンセプトに基づいたおでんとしての総体を求められている。これがまさにバーナードパーディーやら、カールトーンといったスタープレイヤーを使いながら、シンボリックなサウンドではなくただ単一の具材としての役割しか与えられない。これは、明確にスティーリーダン的であると言えましょう。まさにディーコンブルース。

意識の高いラーメン屋のBGMには、コルトレーンのシーツオブサウンドがあうように明確におでん屋にはスティーリーダンこれしかありえません。

僕セレクトの一番合うアルバムは、ガウチョです。ぜひ、この冬はガウチョをかけながらおでんを食べてみてください。それでは、ごきげんよう。合いますよ。

 

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12/09高円寺Club ROOTS!

先日は、ライブをさせて頂きありがとうございました。

高円寺Club ROOTS!様でのライブは、久々だったのですが、最初に我々のPV経由でライブを是非にと。フックアップして頂いた高円寺Club ROOTS!のスタッフ様には感謝をしてもしきれません、なのです。

色々と課題はありつつも、Ever onward、前進あるのみの精神で一つ一つのライブをこなしていきたいものですね。さて、我々Sister Leyは残すところ年来のライブは残り一本。先日もライブをさせて頂いた下北沢Breath様。しかも、Meat Boxなる謎の肉食系ディナーがついたイベントになるのです!

松田聖子中森明菜、川村隆一などなど・・・数々のスタ―の行き着く先はディナーショーと相場が決まっているよね~ということで。

昭和のスーパースター好きなオオシマは、ディナーショーは憧れだったので非常に楽しみなイベントとなっております。皆々様、是非チェック頂ければと思います。

2018年は、良い年になりましたが2019年Sister Leyは、名実ともにビッグになりますので今のうちにチェックしていただければサブカル古参ぶれると思いますので、マウンティングをとるためにも(笑)是非お耳の早いリスナーの皆様はチェックしていただければと思います。

そして、2019年の予定まだまだ白紙ですのでガンガンバンドの方々、ブッカーの皆様、ライブ出演のオファーをドシドシ、お待ちしているのです。

それでは、ごきげんよう。ライブ会場でお会いしましょう~。

 

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■Next Live

2018/12/29 (日)
@下北沢BREATH http://breath335.com/
Free as a bird!年末特別編(仮)
Open 発表され次第更新
Start 発表され次第更新
Act 発表され次第更新
Charge ¥2000+1000(アンガスポテト+1Drink付)→HP、
※ステーキつきのイベントになります。

 

圏外

内と外の境界を分けるものは、往々にして曖昧でありながら、時には意識していなかったものを呼び起こしたりするものです。

そんな今日は、圏外のお話。稀人来たりてという感じですが…スマホのアンテナがお昼頃死にまして僕だけ?って一瞬思ったのも束の間、周りのソフトバンク全員死んでまして物騒な発想しかないので、妄想が捗ったりします。

どこかの大国のEMPや電磁波兵器による基地局破壊か、それともスカラー波による超常的な攻撃か、などと思ったのも幾星霜。単なるターミナルの問題だったのかと月並みな解決だったのが悲しいものです(いや、本気にそういう現象起こされても困るのだけど、勿論笑)

そんなセカイ系も終わって四半世紀、終わらない日常の延長戦で適当に日々は続いていく。

ということで、ライブをします。

もし良ければ、平成のうちにどうぞ。

 

2018/12/9 (日)

@高円寺 Club Roots

あやかしの夜~ROOTS!の宴~

open 18:00 / start 18:30 

charge 前売 \2,000 / 当日 \2,500

Act ひすい / 明日パンダと逃避行 / ローガン・ジェットマン / カモンパンチ / SAD FUNK TRIAD / Sister Ley / 他

 

お取り置きは、コメントまたはメッセージにて

ハルキストじゃないけど、永沢さんをリスペクトしてる

突然ですが、僕の行動原理について。

ノルウェイの森をご存知ですか?

登場人物がまあまあいるのですが、その登場人物のなかに永沢さんという主人公の先輩がいるのです。基本的には、サイコパスっぽい登場人物なのですが、その哲学が好きなので参考にしてます(でも改めてまとめられたセリフだけ抜き出すとスマートな思考のワタミの社長っぽいので、できればノルウェイの森を読むが雰囲気掴めるので、吉かと思います。)

以下引用となります。これが僕の行動原理にかなり近いので、昔読んだ時にそうそうこういう思考なの僕は…と感心した覚えがあって、さらにいまだに膝を打つのです。

 

コンセプト:1

他人と同じモノを読んでいれば他人と同じ考え方しかできなくなる、そんなものは田舎者、俗物の世界だ。まともな人間はそんな恥ずかしいことはしない。

 

コンセプト:2

でもね。俺は空を見上げて果物が落ちてくるのを待っているわけじゃないぜ。俺は俺なりにずいぶん努力をしている。お前の十倍くらい努力してる

 

コンセプト:3

人生にはそんなもの必要ないんだ。必要なものは理想ではなく行動規範だ

 

◾︎引用元

https://matome.naver.jp/m/odai/2137243453852972701

 

今日はやや引用多めで手抜きのブログでしたね、それではご機嫌よう。

ジャニス本店閉店

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今週が、最後の営業週ということで、言わずと知れたジャニス本店行ってきたのですが、平日朝十一時から整理券配布というヤバイ混雑具合でした。最終営業日3日前という事で、もう在庫は無いかなとジャニスを舐めていたのですが、いまだに在庫がまだまだ、あったという凄さ具合。いかに不世出の名実ともに日本一のレンタルCDショップだということがわかるよね。底力しか感じないので如何に時代の流れとは言え寂しい限りなのです。

思い起こせば、一番個人的にジャニスに通っていた時代は、昔のスポーツ用品店だっけかな?が入っていたビルに入っていた時代で確か、まだ十代か二十歳になりかけの頃で金券百%バックにより無限にレンタルがループする、という限りでした。マジで、ここのプログレとかB級英米ハードロックの品揃えはヤバすぎたので…

そんなこんなで、バックインデイズが出来て今でも御茶ノ水に立ち寄った時は、必ず覗いてたスポットがなくなるのは、ブルーです。

ですが、憂鬱というのは、惜しまれつつという事で全ては過ぎ去ってしまうので、寂寞の思いを胸に刻んで忘れないようにしていきたいと思います。全ての事象は、一時的だからこそかけがえなく美しいのです。(とはいえ、新しいCDとの出会いスポットが一つ消えた事は個人的には、悲しい。いうまでもなく。)

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過ぎ去っていくジャニスを尻目に、変わらないカレーエチオピアカレーを食べて帰りました。

それでは、ごきげんよう

運動にまつわるエトセトラ

学生の頃からというもの、運動の部活という習慣はなく、上下関係を上手くサバイブしていく自信もなく、運動部特有のファシズム共同幻想が嫌いだったので、運動をすることは金輪際ないと思っていた。まあでも、ふとしたきっかけでジムに入ったのだ(妹と一軒家を借りて荻窪に住んでた時に、妹が一人だと続かないから一緒に暫く入会して一緒にやろうと誘われた)

で、ジム、エニータイムフィットネスという24時間やっているしかもトレーナーがいなくて、自由にどうぞというスタイル、これがハマった。妹は、半月も続かなかったのだけど、もう自分は三年は続いている。

多分、天邪鬼なうえに人に指図されるのが極度に苦手なので、着々と一人淡々とマシーンを繰り返す+運動特有の息が上がってきた時の酸欠感+ボーっとした恍惚感がちょっと気持ちいい感じなので、運動部のやつらの気持ちが分かってきた。ああ、なるほどアンパン遊びみたいにヤク中みたいな感じで運動部はやってたのか。あと、集団競技じゃなくて淡々と己との闘い、これは誰が見てもないが故に燃えるのです。

なるほどなぁ。

そんな僕は、出かける前に今日もベンチプレスとバイクをやっています。関連にジャンキーです、それでは良い週末を。

西友、それは悲しい。

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西友(SEIYU)を知っていますか?西の友達じゃなくて、総合スーパーマーケットです。最寄りの西友は、移動導線も最適化されていて24時間営業をしていて、しかもお値頃な価格帯という優秀な店舗と言えます。

だけど、どこかお買い物をしていると悲しい感じがしてブルーな気分と言わないまでも、あまりテンションが上がらない、そう言った側面があります、ごく個人的な話で言えば。

西友は、ロゴマークも端的でアザレみたいな色で無駄がない上に価格表のクリエイティブもただただ工業的で簡素でフラットデザイン的です。逆を言えば、遊びがないとも言える。

そして、売り場なんですがなぜテンションが上がらないかと言えば一つ大きな理由があるのです。

それは、PB(プライベートブランドの多さ)ですね。プライベートブランドは、広告費やブランディングの必要が基本的にはありません。そのため、論理的帰結としてより安くされた定番商品のイミテイションであり、かつそれが漂白された無記名性で陳列される。これが、大きな集団として立ち現れると何が起こるか、それは共産圏的な寒々としてディストピアめいた売り場です。単一のルーリングに基づいたデザインにより効率化された整然とされた空間、美しくも怜悧で無駄がない。そして、変な商品はなく、定番のもののみ。それは、恐ろしいことなのです。

嶽本野ばらちゃんが好きなので、無駄であったりキッチュであったり、賑やかな浪費が好きな一個人としては、誠堪え難い。色とりどりの各社競争原理の働いたパッケージが好きなのだななどと思った次第なのです。

そんなことを、最近は考えていたりします。

成城石井で輸入の原色のお菓子などをお茶うけに、それではご機嫌よう。