今だから振り返りたい沢田研二の太陽を盗んだ男
最近、ジュリーのニュースを見て思うところがあったのでかるくブログなどを。まあ、絵面がヤバみがあったよね…今の沢田研二は、カーネルサンダースみたいになっているのか!という笑、昭和歌謡が結構好きなのでジュリーも勿論抑えている(寧ろ、ニューミュージック化する前のプレモダンなこの辺のギラギラした歌謡曲がグラムロックみたいで好きなのです)そんな僕の好きな沢田研二の曲はベタだけど、TOKIOなのです。後は、ジュリーが自宅で原爆を作ってローリングストーンズを日本に呼ぼうとする映画の太陽を盗んだ男(太陽は、原爆のメタファー)とかが好きだったりします。なので、今日はそのお話。ちなみに、全盛期のジュリーはめっちゃカッコ良いし、今のジュリーも痩せたらまあまあ行けるんで痩せて欲しいのです。
これが、その映画のパッケージなんですが、どうでしょう?もうこの時点でヤバいっしょ?
ジャンル的には、まあこれアイドル映画にはなるんですが勢いとノリ的には狂い咲きサンダーロードとかのカルト映画な感じで面白いので。
(アイドル偶像が、狂信によってカルトになるのは、言葉遊びに過ぎないのだけどいい感じ)
是非、金曜ロードショーでやってほしい映画筆頭なのですが、ラストシーンで、時限装置の秒針の音とともに新宿の歩行者天国で最後にどかーんと主人公の制作した原爆のきのこ雲があがっちゃうので無理そうだ…。当時は、この表現okだったのかな、やっぱ昭和は表現規制ガバガバで最高…なんか暴力的で。
主人公は、中学校の化学の教師なんですが、プロット自体はガバガバで(が、ゆえにそこがアイドル映画っぽい)特に苦労した描写もないんですが、見てみると割とさくっと積み重ねはなく原爆を作り上げて、核を保有して、日本政府と対峙することになる。という謎のストーリーです。で、特に作った理由もないのでそこに謎が残ります。後は、あんまり政治的な要求とかもとくになくて、
「巨人戦のナイターを最後まで見せろ」
「ローリングストーンズを日本に呼べ」
など、割と実現しそうな要求をします。
割と優しい。
あとは、割とノープランで勢いとノリだけしかないのだが、それで最後まで突っ走っていくので是非一聴を。面白いので。
▪️予告
https://m.youtube.com/watch?v=vbI1rPRlARM
これみるとジュリーがドタキャンしてもさもありなん、ましてや原爆作ってるわけじゃないしな平和なのものだーと思えてきます。
それではまた。