Suchmosの衝撃。

お久しぶりです、ブログタイトルも改め、ちゃんと更新していきます。

sisterleyband.wixsite.com

私のバンドのサイトです、よければビデオと音源チェックしてね。宣伝終了。

 

 

閑話本題。

知人とSuchmosを見に(そして、サカナクションやらyahyelも見たいな的な・・・

で行ってきました。VIVA LA ROCK。

vivalarock.jp

で、目的のSuchmosです。圧巻でした。

ライブでみた感想ですが、みんなはいはいジャミロクワイジャミロクワイというのですが、そうではありません。てか、あまり似てないぞ。ちゃんと聴こう。

人は見た目の印象が9割というけど、お洒落な見た目だけだと思う~。

これは、各楽器を仔細に聴きながら検討していけば全然わかる自明の事実です。

 

鍵盤:プログレのキーボーディストです。しかも、リックウェイクマンタイプ。

鍵盤の構成が見た感じ、ミニムーグに、エレピ、それとノードって感じでした。(遠くの二回座席から見たので、音による推測がまじっている。けど主要な感じはこれ)

あと、ライブだと思っていた以上に音色の切り替え&ムーグのポルタメント掛けまくったぶっといベース音でゴリゴリ攻めていたので(音作りもジャミロクワイ特有のうっすらとしたリバーブ含むパッドの場面が全然なかったけどなー。)曲調は違えども、これ典型的なプログレアレンジにしか聴こえない。マジで、聴こえない。しかも芸達者。切り替え切り替え、シャカシャカ音が変わって楽しいけど、ジャミロクワイ要素ないぞ。

 

ベース:巧い。ってか、ほぼほぼアシッドジャズ要素はこのベースさんが担保している笑、結構16のノリでベースがゴリゴリファンキーなベースラインを弾いてても鍵盤は、プログレで後述するギターのノリは8分っぽい感じで弾く場面が結構多い。かなり音使いフュージョンっぽい感じだけど音は、ゴリゴリモダンでとてもご機嫌。

 

ギター:聴いた感じの印象。リフの人だよね感が個人的には強い。カッティング主体というよりはひたすらリフリフリフ(カッティングは主要場面ではしているけど、そこまで印象に残るプレイはしていない。この人の印象に残るプレイは完全に単音リフの時)、しかも歪ませたときの音が粒の細かい歪みで空関系ディレイゴリゴリ掛けでちょっと80'sなハードロック感があって全然ジャミロクワイじゃないぞ。しかもものすごく前のめりでカッティングしてて、良くも悪くも切迫感があってお洒落というよりはロックバンドのギターな感じ。だが、好みだ。

 

ドラム:すっげー、前ノリでいけいけどんどんなロックバンドのドラムで。アシッドジャズ要素はまったくない。だけどベースと合わさると疾走感のあるロックなフュージョンみたいな感じになるので、よい。

 

DJ:思っていた以上にライブで聴くとギターより音量がでかくて、びっくり。しかも、スクラッチがはいると16のノリを意外にこの人がベースとともに担保しているのがわかる。カッティングよりもキレキレでノリをだしている。影の功労者。

 

ボーカルヨンス:男が見てもかっこいい。以上。

ヨンスは、マジでロックバンドにいるかっこいいんだけど天然でヤンチャなヤンキーをナチュラルに出していて非常に良いです。いい意味で。結構楽器隊だけをきくとオタク感がでちゃう可能性があるのをゴリッとマイルドヤンキー感でまとめる。そんな感。

 

これは、すごいまあ人気出るよなー。いいバランスだ。しかも見た目がかっこいい。

MCのとき、ちょっと溜めて喋らないのとかも大物感あるし。

Suchmos最高です。(たまにあからさまにこれ聴いて作ったよね?って曲がでるのもまたなんか、天然なご愛嬌で許せる~。アレンジロックな感じだし。)