高い城の男
みなさんってアマゾンプライム制作のオリジナルドラマって見てます?
これが、意外にめちゃくちゃ面白いの揃いです。
全然話題になってないのですが、意外にNetflixにも負けないくらい意欲的w
フレッシュアンドボーンズ(生々しいドロドロバレリーナの話。)
ゼルダ(クリスティーナリッチ!が出てるスコットフィッツジェラルドの奥さんの話)
中でも個人的には一番おすすめなのが、表題のこれです。
高い城の男 The Man in th the High Castle。
高い城の男 シーズン1(字幕版)をAmazonビデオ-プライム・ビデオで
これは、原作は言わずと知れたSFの大家フィリップKディックの小説のドラマ版ってことになるのですが(リドリースコットが制作に関わってます、)、合衆国が大日本帝国とナチスドイツによって占領されていたら?というパラレルワールドを描くドラマになっています。物語の開始時点で太平洋側は、大日本帝国に大西洋側はナチスによって占領されています。粗筋とかは小説と一緒になっているので、ネタバレも避けつつ、ここの詳細は言及をしないでおきますが、何が良いのかっていうと原作にはちょっとテンポ感としてここは冗長だなと感じさせるところがビジュアライズされていることによって単純に見た目ですっと入ってくるってところが、舞台としてリアライズされて肉付けされている感を増しつつ、原作では掘り下げられていないナチス高官や日本憲兵に(原作に存在しなかったのが不可解だなーと思ってしまうくらい)オリジナルキャラを設定指定してしかもその人間的苦悩(たんに、舞台設定や職務を遂行するマシーンではなく行きた人間として)が描かれていて、ぶっちゃけこの二人が滅茶苦茶いいので是非見て欲しいなと感じさせます。
それと原作ではキーアイテムになる作中で大日本帝国とナチスが敗北した未来が描かれる(つまり、現実と同様)の小説があるのですが、これが実写化によって設定を変えて映画のテープに変更されているのですがこの描写が滅茶苦茶良いので、この二つをもってしてぜひ見て見て欲しい作品になっています。
やっぱ資本と勢いのあるところが作るのって冒険もできるし、挑戦的で挑発的になりうるなーと滅茶苦茶感心して見ております。お急ぎ宅配便で黒猫さんをただただ虐待しているだけの皆様、ぜひこんなサービスもあるので見て見てください。
それではまた。