ギターアレンジ論2
こちらが拙作のデモテープになります。題名もNewsong01【仮】です。こちらの構成からまずは分析していきましょう!音源の各パートは、ピアノ・エレキギター・ボーカルラインのシンセ・ドラムとなっています。
■構成 全て4/.4
■drum fill 1小節 ドラム4拍目からのスネアリムショット1発
■guitar intro 8小節 ギターによるイントロフレーズ
■1A 16小節 ボーカルイン平歌。
■1B 8小節 ボーカルサビ前Bメロ。
■1Chorus 9小節 ボーカルサビ歌。
■guitar bridge 8小節 ギターによるイントロリフ反復。
■2A 16小節 ボーカル平歌・ギタードラムバッキング変化。
■2B 8小節 ボーカルサビ前Bメロ。1Bと同様。
■2Chorus 9小節 ボーカルサビ歌。
■brake 1小節 全楽器ブレイク。
■guitar/key bridge 16小節 歌なしインストパート。
■3Chorus 9小節 ボーカルサビ歌。
■outro 8小節 ボーカルCメロ。
今回の2では、Bメロ前までのアナリーゼをしていきましょう。
■drum fill 1小節 ドラム4拍目からのスネアリムショット1発
最初は2拍目半から始まる一瞬ビートを失調させる感じのリズムを考えていたのですが、全体にメロ中心で綺麗にまとめる方針に変更したのでポリスの見つめていたいや割とバラードで多用される4拍目スネアに変更。
■guitar intro 8小節 ギターによるイントロフレーズ
ギター Dmaj7の分散和音基盤のフレーズ
鍵盤和音 Bm9th/F# / Bsus4 9th / Aadd9 /Dmaj7 9th
ベースライン G / A / B / F#/
頻雑になってしまうのでベースラインと和音を分けます。
厳密にいうと1小節目に関しては、鍵盤の和音とベースがぶつかっているのですが、これが適度なテンション感になっていて二つ目の和音で解決感があるのでOKとしています。(上物がDmaj7の分散和音基盤なんで推進力が高いのでそこまで違和感ないってのもありますが。)
■1A 16小節 ボーカルイン平歌。
ギター・鍵盤和音 Bm9th/F# / Bsus4 9th / Aadd9 /Dmaj7 9th
ベースライン G / A / B / F#/
ギターは、Eをペダルにして引いているのでB4度のペダルで浮遊感とテンションを高めているのですが、ボーカルラインが安定した上下高なので程よいテンション感に。厳密にはここもぶつかっているのですがロックだと程よくぶつけた方が良い感じ。
最後は移行時にオクターブを上げたDmaj7基盤のフレーズで重たいコード進行の後に解放感を高めています。
2回目は、いかがでしたか?間奏をお待ちしております。次回はさらにBメロとサビをアナリーゼしていこうと思います。