運動にまつわるエトセトラ

学生の頃からというもの、運動の部活という習慣はなく、上下関係を上手くサバイブしていく自信もなく、運動部特有のファシズム的共同幻想が嫌いだったので、運動をすることは金輪際ないと思っていた。まあでも、ふとしたきっかけでジムに入ったのだ(妹と一…

西友、それは悲しい。

西友(SEIYU)を知っていますか?西の友達じゃなくて、総合スーパーマーケットです。最寄りの西友は、移動導線も最適化されていて24時間営業をしていて、しかもお値頃な価格帯という優秀な店舗と言えます。 だけど、どこかお買い物をしていると悲しい感じが…

映画 ボヘミアンラプソディー

https://m.youtube.com/watch?v=ujDil739dEc ようやくみ終わりました… 最初にこの映画、ズルいわ。大泣きしました。 映画としてどうよという所ではなく、Queen好きとQueen初見の人がただただフレディに移入してアホほどかっちりした起承転結に、話を単純化し…

私の音楽履歴書 Pt.3

前回までのあらすじ…高校生まで書いたので多分次は大学生編。正確には、読み返してない。 大学生までは、僕は高校の軽音には入らずに油絵とかをやっていた(キャプテンビーフハートみたいでかっこいい経歴+正直、ハイスタやメロコアをやる同級生を選民意識…

私の音楽履歴書 Pt.2 中高生編

忘れないうちにやっつけてしまおう、音楽履歴書。余談なんだけれど、履歴書は手書きで提出したことがなくて、全部PDF派で紙が必要な時はコンビニで印刷する派(直前で無くしても大丈夫)のオオシマです。 前回までのあらすじ…確か最初に買ったCDは、ストーン…

私の音楽履歴書 Pt.1 子供の頃、最初の頃に買ったCDの話

Part.1があるということは、太陽と戦慄にならえば、4までのシリーズ化は約束されていますね、どうもこんばんはオオシマです、気づけばもうすっかり秋なのです。 最近、気づいたのですが長くて改行のない文章で、かつ文字が圧縮陳列されていて暴力的な見た目…

たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった話

何事も急いては、事を仕損じるということがありますが、何事も遅すぎた場合というのは弊害がつきものになってしまう傾向にあるように感じます、最近は特に。高度に情報化された社会においては敵失に期待をする長考というのは、明確な悪手であって、熟慮など…

Steven Wilson来日公演が素晴らしすぎたので未見の方は無理してでも今日見に行こう。

昨日、Porcupine TreeとStorm CorrosionとBlackfieldが好きなのでSteven Wilsonの来日公演に行ってきました。この人は、ハイパーワークホリックなのでこれ以外にもNo manというバンドやBass Communionというバンド、opethのプロデュース、ソロの作品(しかも…

緊張と弛緩のアンビバレンス

今週のお題「リラックス」 久々、はてなブログのお題を取り上げてみましょう。 一般にリラックスというものは、アンリラックス=緊張状態との対極として捉えられ、リラックス=弛緩状態と捉えられます。そして、概して緊張は不自然であり、弛緩こそが望ましい…

秋とジビエの血の味のエトセトラ。

タバコをやめてはじめての秋の空気。僕は、澄んだ朝の空気の中で酷くタバコの匂いと苦味を懐かしく思うのです、と言っても最近は、副流煙の香りを嗅ぐと少しクサくない?なんてグルーヴは、分かってきたりもしていて、そんな自分に嬉し悲しい今日この頃です…

渋谷ハロウィンの集団狂気と虚無感

職場が渋谷なのだけれど、毎年この時期になると決まって街がハロウィンモードになるのです。ハロウィンだけに関して言えば、道玄坂はそれなりで然程でもないのだけれど、センター街の方では地獄の釜の蓋が開いたかのような人波になってしたりします(道玄坂…

作曲という排泄と退行。

世にバンドには色々なスタイルがあれど、僕がやっているバンドは曲を仕上げるスタイルが割合変わっているのかもしれないのでそのスタイルを書いていこう。(というか、世の中の殆どの行為は正常に見えるようでいて、他人から見ると割と可笑しなものだったり…

新宿シャボン玉ホリデイ

学生の頃、ひょんなキッカケから色々なお化粧系バンドのサポートギターやらセッション(この界隈でのセッションとは、なぜかメンバーシャッフルによるコピーバンドのことをいう、僕は普通のロックとかブルースとかもやっていたので最初から最後まで滅茶苦茶…

今だから振り返りたい沢田研二の太陽を盗んだ男

最近、ジュリーのニュースを見て思うところがあったのでかるくブログなどを。まあ、絵面がヤバみがあったよね…今の沢田研二は、カーネルサンダースみたいになっているのか!という笑、昭和歌謡が結構好きなのでジュリーも勿論抑えている(寧ろ、ニューミュー…

20181007@下北沢BREATH

先日、下北沢のBREATHというビートルズをモチーフにしたお店でSister Leyのライブをさせて頂きました。ご来場のお客様、ならびに対バンの皆様、ありがとうございます。このお店でのライブは、お初だったのですが。お料理が充実していて素晴らしいお店でした…

起き抜けの憂鬱と虚無感

最近、モーニングを休日には優雅にそして、しっかり食べるようにしているのですが、このオークラ系列のスカイラウンジという駅前のカフェがお気に入り。個人的には、優雅で夢想的な音楽を作りたいので、なるべく地に足がつかないように物理的にも上に上がろ…

クラムボンはプカプカ吸ったよ 。

興味本位で久々、禁煙らしい禁煙をしてみているのです。が、今朝はタバコ吸いた過ぎて汗びっしょりで目が覚めたので、これは遺憾だしいかんでしょ…と思っていた以上の身体依存にドン引きしながら、デニーズに向かいました。 そこのデニーズで、早朝に糖分と…

愛してる、俺もそうじゃない。

九月の最終日、そして上半期の終わり。つまりは昨日、台風が来ていたのだけれどその日は、最後のタバコ値上げ前の日でもあった訳なのです。お口の恋人として、ここ十年以上タバコを吸っていた訳なのだけれど、最近気持ち悪くなるのにヤニクラ起こすまで酸欠…

夏の終わりの夏祭り

週末、久々の(多分二ヶ月ぶり位か…)一日何も入れてない日を一日作って片付けねばならぬ雑務をひたすらに片付けて、ちぎっては投げ、ちぎっては投げしていました。そんなこんなで、一段落したあとに今流行りのプーさん映画で言うところの、何もしないをしよ…

ぼくのりりっくのぼうよみ音楽活動終了に寄せた論考

若くして成功を収めたミュージシャンが新曲を作れなくなったりして、半ばフェードアウト気味にドロップアウトをしてしまうといった現象はありがちなクリシェとして手垢がつくほど語りつくされてきた物語ではあるのですが、唐突なぼくのりりっくのぼうよみの…

濡れ鼠の憂鬱

最近、如何にも雨が降りそうな不安定な天気なのですが、傘を忘れて出てしまうことが多く、ここ1週間ほどで3回もずぶ濡れになってしまっています。とはいえ、結構雨に歌れてみるのは好きだったりするのですが、靴が濡れてしまうのが憂鬱です。雨に唄えばのジ…

Mellotron Micro使用レビュー

十年来、欲しかったメロトロンという鍵盤楽器を買いました。 メロトロン、昔のロックが好きな人だと割と結構耳にすることが多い鍵盤楽器だと思うのですが、どんな楽器か皆さんご存知ですか?こんな曲に使われてます、プログレッシャーの皆様は、ストロベリー…

野崎りこんのリリックについて

歌は、歌わないし、そもそも歌っていても調子っぱずれなのだけれど、詩を読むのと聴くのは割に性に合っているのか、結構好きです。ウェールズの詩人ディラントマスとか。アメリカの現代詩とかも割に。そんな、僕なのだけれど、最近の日本語ラップのリリック…

下北沢daisybar

言わずと知れたクリープハイプさんなどを輩出した下北沢daisybarにて、先日トリオ編成になってから初のライブを行ってきました。なかなか、ダウナーなバンドはいない中、アイドルさんたちも含めかなりアッパーなバンドの中、爪痕は残せたのだろうか自問自答…

BANANAFISHにうってつけの日

突然ですが、漫画読んでます?そして、吉田秋生という漫画家さんをご存知です??海街diaryや吉祥天女や、鎌倉物語、YASHA(余談ではあるけれど誰もYASHAの阿部寛と伊藤英明の実写版ドラマの事を語らないのだけれど、しかも主題歌はstingのdesert roseなので…

その男、情緒不安定につき。

あまり好きではないのだけれど、ここ十年弱渋谷に縁があるもので…そして、習慣とは怖いものだけれど、渋谷の隅々までいつのまにか詳しくなってしまいました。まるで冷めかけた珈琲みたいに愛のない結婚生活のようですが。そんな僕にとっても渋谷には好きな場…

Bande à part

最近、ことごとくフランスづいているのですが、疲れているとフランスブームが来ます。マジで個人的にはそんな感じでかなりダウナーな最近。で映画館とビデオでみた映画も尽くあらかたフランス産です。エビアンを飲んで体内フランス濃度をあげていくとさらに…

ゲリラ豪雨のようなあいつ

昨日、ふらっと仕事の途中に渋谷のうさぎというラーメン屋に行ったところ、滅茶苦茶ゲリラ豪雨と雷の被害にあったオオシマです。そんなこんなで近年頻発するゲリラ豪雨に興味を持ちました、といっても僕個人としてはそもそもゲリラ豪雨っていったいどういっ…

バンド練習について語るときに僕の語ること

備忘録として、自分のバンドもそうなのですが、最近色々なバンドのリハをしている時により良い練習になるように、そして気の利いたアレンジを入れれるように気を付けてたどり着いたいい練習法を書いておきます。予め予告しておくのだけれど、完コピ系には役…

形而上のフランス

今回は、恋文です。唐突ですが、フランスは好きですか?僕は、なにせ米の飯をほぼ食べなくて炊飯器を廃棄し、朝は割にバゲットばっか(しかもちゃんとブーランジェリーで買っている、フランスと違って法律はないのだけれど…)程度な非国民のフランス大好きな…