師も逃げ出すフリージャズ

2016年、最後の日。2017年最初の日は、狂乱の2丁目とホストの痴話げんかを横目に見つつ今年再度の新宿ピットイン詣で。

 

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思えばピットインは、大友さんのライブや菊地さんのソロやモダンジャズディスコティークでかなり去年も行ったなー。今回のお目当ては、菊地ソロとスガダイローさんのトリオ。菊地ソロは、JZブラットでもやってるソロライブ風に歌モノとラップのみで今回はドラマーが服部さんな感じでジャズファンク・ネオソウルよりは4ビートのシンバルレガート中心でかなりジャズ仕様。ソロライブでもやってるチャーリーパーカーのブルースをスキャットでやってるのが年末に聴けて結構うれしい。MCで去年出たときにお前は何をやりたいんだって坂田明さんと(もう一人名前を失念してしまった。)に怒られたのでひたすら殺すって連呼してたチンピラ感が年の瀬ぽくって良かったです。

 

そして、今回新鮮だったのはスガダイローさん。元々、降神のラップが好きで志人のラップとコラボしてた曲は知っててライブは初参戦だったのです。


志人・スガダイロー/ニルヴァーナ-涅槃寂静- 【オフィシャルMV】

 

低音のオスティナートがゴリゴリ強烈に攻めつつグルーヴィで、ブラッドメルドゥーもかくやと思わせる右手の対位法的なモーダルな旋律なフレーズをかましまくりでテンションがあがりました。洒脱で脱構築的なそしてモチーフのシャボン玉飛んだがバラバラに脱構築されつつ白昼夢のように朧気に現れては消えるそして、最後にサックスの人が直立不動でなぜかガナリながら歌いだすと、2016年の年の瀬が走馬灯のように過ぎ去っていったり。ここがハイライトでした。まあでもゴリゴリフリージャズだったので、何曲か聴くとアッパー過ぎてツレがチルしたくなってきたのでご飯を食べに行きました。

 

最初は、プレゴに行ってみたのですが、残念ながらお休みだったので三丁目のマルゴへ。イタリアンワインはあまり知識がないのでソムリエにお任せしつつキャロットラペとフォアグラのテリーヌをつまんでいたのですがそんなこんなで年があけました。キャロットラペと盛り合わせの鴨のバルサミコはもう少しだけクドイと嬉しかったな。結構ワインがドライのピノだったので。

 

初夢は、まだ見てない。

 

 

3日坊主はよくあるクリシェ。

何をするにしても区切りというものには縛られてしまうもので、新年からブログをはじめようと思い筆を執りました。畢竟、月並みな今年こそは文筆をという思いで。

 

簡単に自分のことを話すと、今はとある会社でwebデザイナーなんていう因果な商売をしているギリギリ20代の男で、音楽が好きで結構頻繁にライブをしているとかいうちょっと痛々しくもあり、まだ続けてんの?なんて言われがちな人です。音楽以外の趣味は、分野横断的な乱読に近い読書と映画かなって所です。まあ詳しい趣味はおいおい更新される内容で察して頂ければと思っています。

 

需要があるのかはわかりませんが、そんなこんなで今年から文筆をしていこうと思いますのでご指導ご鞭撻のほど、皆様よろしくお願いします。